内田正泰はり絵美術館 UCHIDA MASAYASU Paper Collage Museum

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はり絵

works

はる

作品解説

らんまん
山腹の春は麓から。この絵は登って見たところ。想像していた通りだった。ちょっときつい道だっだけど、着いたら疲れがとんだ思い出。

作品解説

静寂
湖面に降りた鳥が音も無く動いている。昼なお暗い深い森の中を風が貫けていく。時が止まった瞬間。

作品解説

みどりの矢倉岳
矢倉岳は枯草色に眠っているが、手前の梢の葉は春の眠い目を覚ます…。

作品解説

あおい馬
隣の空き地に諸葛菜の紫色の花が咲いていた。午歳の年だったので…。

作品解説

渓流釣りでヤマメでも釣ったのでしょうか?河原で火を焚いている煙が見える。新緑に染まる渓流は訪れる人を素直にしてくれる。

作品解説

春こみちⅡ
中学時代の友人と相模川の支流で鳩川という小さな川に沿って座間に向かって歩いていた時、桜は満開土堤にショカッサイが咲き乱れ、近くにこんな美しいところがあったんだと感激した。人もいないし春色で溢れる世界。

作品解説

尾根あるき
杉の切り株の横から蕨が歓びの芽をふいて、若葉がみずみずしい。

作品解説

岬の春Ⅱ
灯台のある岬の手前の崖上から見たアングルが一番美しく、灯台の白を感じた後で灯台にも行ってみた。遠望にはロマンがある。

梅雨つゆ

作品解説

梅雨あけ
梅雨の季節は毎日雲に覆われて誰もが青空・白い雲・輝く緑に憧れます。だから梅雨明けの日はストレスゼロの瞬間です。一切の煩わしい事から解放されるのです。夏のドラマの開幕といえます。流れ消えてゆく雲の影、久しぶりの陽に輝く緑。気持ちいいですね。

作品解説

こぬか雨
梅雨を感じさせる雨の柳川。無音の霧雨。無風。堀に浮ぶ小舟、音の無い譜面。

作品解説

近道
子供は探検家。知らない近道を年上の子が案内する。大人になったら思い出の道。

作品解説

梅雨あけ(縦)
雨に洗われた田園には陽が眩しく、夏を知らせる白雲が…。深呼吸。

作品解説

小豆島は霧の中
目を凝らさないと見えにくいものに人はロマンをかき立てられる。岡山の丘から望む。

作品解説

緑陰に咲く
雨あがりの朝、近くの小道を歩きに行った。雨の匂いが心地よく伝わってくる。ふと見ると新緑の中に季節の色があふれ出ていた。

作品解説

霧の牧場
霧が深くて夢の中のような光景。ただ一羽の鳥の一声だけが…。

作品解説

夢の中
水竿で進む川船は音がしない。先程までは私達だけだった堀に、振り向くと一隻の舟が…。夢の中の風景だと思った。

なつ

作品解説

夏がきた
地元の夏の取材で、谷戸のひまわり畑にあふれる夏を感じて…。

作品解説

カラマツソウのころ
あまり観光地的なアングルにしたくなかったが、池塘木道は尾瀬ならではなのでいいかな…。よく歩いたなぁ。

作品解説

岩間の風
車で日本海を見ながら走っていた。手掘りのトンネルを通過した時、瞬間的に岩の隙間から砂浜と水平線が見えた。時間的には数秒だったが深く脳裏に焼き付いた。

作品解説

浜の目覚め
静かで広い砂浜の山に近い樹の下で、ついうとうととまどろんでいた。 ふと、人声に目覚めると釣竿を持った青年が二人汀を歩いていた。沖には貨物船が見え、ビーチパラソルが一つ…。

作品解説

ある日の天草
タクシー運転手さんの天草物語を聞きながら、光と風の中を南下。

作品解説

あぶら凪
日盛りに地元の漁港を訪ねた。無風だったから港の波はゆったりと畝っていた。油凪だ。いつもの島、製氷会社の屋根、漁船の色、波に光る陽が…。

作品解説

のどかな港Ⅱ
西伊豆、岩地漁港の夕方。高い杭棒の先に錆びた缶がかぶせてあって、その上にカモメが止まっていた。側に寄ってみたが逃げようとしない。平和だナー。静かだナーと心が和んだ。

作品解説

無限と生
満天の星空を支えるような大きな富士山。人間の生などすごくすごく小さなこと。

あき

作品解説

夕焼こやけ
河口湖湖畔の夕方である。夕焼けこやけの童謡が聞こえてくるような風景に感動した。

作品解説

つるべおとし
夕暮れ時の赤紫から紫が強くなり、それを受けて水平線が黒に変わる。黒いシルエットとなった江の島は実に絵心に迫ってくる。強まる紫の中で釣り人がますます鮮明に浮び上がってくる。空の色を水面に残しながらゆっくりと陽が沈んでいった。

作品解説

みのり道
空は澄んで高い。秋風に稲穂が揺れ、擦れ合う音がみのりを感じさせてくれる…。

作品解説

むらさき色の暮
旅先の高台で夕方静かな秋の落日を見ていたら、あの色は舐めたら甘いんじゃないか、石鹸の匂いもすると思いながら5分ぐらい佇んでいた。近くにいた人が「何が見えるんですか」と2、3人寄ってきた。思い出の夕景の色だった。

作品解説

雪の前までに
昔のアルバムを見ていてどうしても行きたくなって来てみた。いつもより夏が暑かったから、この山も秋の色がより濃い。山頂付近は既に所々雪が積もり出している。厳しい季節の到来だ…。麓の農夫の人達も忙しい時季。

作品解説

炭焼き小屋の秋
全山紅葉の秋。山影の斜面から炭焼の一条の煙が見えた。昔の人もこんな景色を見たんだろーな

作品解説

汀暮色
逗子から三崎方面を歩いた。陽が傾くにつれ空気も紫色を帯びてきた。中型のヨットがゆったりと海に浮かんでおまけに江の島と富士山まで遠望できる。この情景をメモカメラに収めようとした時、一羽のカモメが波の上を滑るように飛んでいった。

作品解説

函館の夢
紫系の中の無彩色だけがほんの少し美的要素。思い出深い一瞬のいろ。

ふゆ

作品解説

大きな富士
伊豆の修善寺から大観山を越えての帰路、峠に出た途端全山純白の富士に声も出ないくらいの感動。

作品解説

踏切の音
もう40年も前。五月頃だったと思うが江ノ電の踏切りの音が聞こえてきた。踏切りの音は高低の二種、また高い音と低い音の間に何とも心を和ませる間があった。 耳は遠くなり足腰も弱く不自由をしているが踏切りの音は今でも聞こえてくる。

作品解説

水平線
夜明けの大地から大島の方を見ていると水平線から色が出てきた。細かく見ているとその中に微妙なトーンが有って。人間の朝だゾと呼びかけている感じがした。海風に耐える一本の松が主人公かもしれない

作品解説

寿ぎの舞
丹頂の頭の紅が無彩色の羽の躍動の中に美しい。野バラの実は脇役。

作品解説

ひよどりの里Ⅱ
秦野の山麓を歩いた時、前日浅い雪が降り畑は白く見えたが樹々の雪は消えて私だけの世界だった。ただやたらとひよどりの声が聴こえていた。

作品解説

はじめ
里山の早朝、車で海辺に沿って瀬戸大橋迄行った。夜明け前の一瞬、もっと高い所から見たら…。鳥になった気分で描いた。

作品解説

ひよどりの里
冬枯れの山麓を訪ねる人影はない。静けさの中でひよどりの声だけがけたたましく聞こえていた。

作品解説

明けがらす
私は釣りが好きだ。暗いうちから電車に乗って出かける。釣り人専用車両は皆、釣りの話しで賑やかだが私は明けの空に浮かぶ山のシルエットと朝焼けを眺めていた。朝焼けの中を一羽の鳥が餌を求めて飛んで行くのに気づき。ああ…明けがらす。

鎮守の杜

作品解説

鎮守の杜(春)
「春はレンゲ畑に囲まれるだろう。」小さな杜に小さな社、これが日本人の原風景。

作品解説

鎮守の杜(夏)
十和田湖を訪ねた折近くで見た杜、一人の老婆が無心に手を合わせ拝んでいた。何か自立の中の人間の原点を垣間見た様に感じ帰宅してから直ぐに制作した。四季を頭の中で空想して4作品を連日制作した。私の夢の一連作。

作品解説

鎮守の杜(秋)
「秋は夕焼空にシルエット気味に見えるだろう。」収穫への喜び、自然の中で生きる人間の原点を感じて。

作品解説

鎮守の杜(冬)
「冬は一面の純白の中に森の木々だけが溶け一層美しくなるだろう。」祭りが終わった心の杜。人の香りが心に残る。

とまれ鱗雲

作品解説

とまれ鱗雲
鱗雲が形を崩さずゆっくりと並行移動して行く。そこで止まってくれと叫んだ。

制作

染めた洋紙を破いて
はり合わせて
創った風景画です

日本のはり絵は和紙を用いることが一般的ですが、内田正泰のはり絵は洋紙を用いることが大きな特徴です。
この手法は本人が38歳で始め、48歳の時に確立した独自のものです。

ベニヤパネルに染めた髪を水張りし、遠い景色から順次構図を決めながら貼っていきます。
構図の下書きはほとんどしません。
頭に浮かんだ心象が主体で、建物のディティール等だけカメラで撮り参考にしています。
色紙は100を基本にし、紙質を損なわない程度に絵具を薄めて塗り、使用しています。
髪を揉んだり、一枚の紙を2~3枚に剥がしたりして使用しています。
紙に傷をつけて使用するときもあります。
和紙を除き、紙は全て画材と考えています。

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